沖縄民謡 ヒヤミカチ節を稽古中
ヒヤミカチ節を鋭意稽古中のたっちゃんです。
4月にスタートした堺東教室も初めての冬を迎えます。
古民家にある堺東教室ですが、調度品もなかなかレトロでありまして、冬はアラジンストーブに火が入ります。
庭でバーベキューする時の照明は、コールマンのガソリンランタン、畳の部屋には火鉢もありますし、テーブルは、100年前に作られた木臼と、ウイスキー樽です。
政令指定都市堺市の中心地に、そんな隠れ家があるとは、よもや思われますまい。
こういう環境での三線のお稽古も、なかなか素敵ですよ。
昭和好きな方もぜひ、どうぞ。
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実は難しくない?ヒヤミカチ節
先日の「三本の糸」ライブ・コンサートでの清村先生のヒヤミカチ節の演奏が、格好よく、かなり感動して、ぜひ私も!と思いまして、今回の稽古前に、たっぷりと自主練習してきました。
唄はまだですが、三線はどうにか弾ける感じになってきましたので、毛利先生に見てもらいました。
高い音の指使いなどは、不自然なポジションで音を拾っていたりして、やはり自己流ではいかんなーと思った次第です。
次回のお稽古では、唄の方の指導もしていただけるよう、精進してまいります。
ところで、ヒヤミカチ節は三線の速弾きがとっても難しそうに思えますが、速弾きの曲の中ではそれほど難しい部類の唄ではないとのこと。
それでも、私が感動した様にヒヤミカチ節は三線も唄も派手で、格好良い、レパートリーとして持っていればライブなどの発表の場ではもちろん、歌遊びの場でも盛り上がる唄、というのがヒヤミカチ節だそうです。
がぜん、やる気がでて、稽古にも更に熱が入ります。
三線の速弾きの難しさ
沖縄三線ではおなじみ「新安里屋ユンタ」と、琉球民謡保存会の新人賞の課題曲「豊年の歌」にも、速弾きバージョンがあります。
ゆっくりバージョンはなんとか唄って弾けるようになりましたが、速弾きバージョンは、まだまだ上手には唄えません。(ちなみに、ゆっくりバージョンでも、どんどん走って速くなる!と注意指摘を受けておりますが、、、)
速弾きは、音の数も倍以上に増え、ノリノリのテンポになり、ゆっくりバージョンとは、ガラリと雰囲気が変わるのですが、曲自体がそんなに猛スピードになるわけではありません。
三線だけならなんとか弾けるのですが、歌うとなると「チンタ・ツンタ・トンテ・チンテ」というテンポに引きずられて、歌も、ぴょんこぴょんこと弾んでしまうのです。
歌は跳ねずに、伸びやかに唄わねばならぬ、水中で足を高速回転しつつも、優雅に湖面を進むアヒルの如く唄うというのが難しいです。
速く弾くだけなら、長年学んでいる、フラメンコギターのほうが速い曲が多いかと思いますが、フラメンコでは歌い手と弾き手は完全に分かれており、ギター弾き語りというのはありません。
ギターで伴奏の経験はあっても、歌は初心者の私、三線速弾きにチャレンジするには、まだ早いような気がしないでもないですが、これもコンクールチャレンジャーに選ばれし者の使命、ブログのネタづくりの宿命、ということで、果敢に挑戦しております。
忘年会では皆様を立ち上がらせ、カチャシーを踊っていただけるよう、精進して参る所存です。
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