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2019-09-03

宮古民謡大会inやんばる

宮古民謡大会inやんばる

民謡好きが高じて、定年退職後間もなく、関西から沖縄本島の名護へ移住した宮古民謡な友人からメッセージがあり、地元で宮古民謡の大会があるぞと新聞記事の切り抜き画像が送られて来ました。

なりやまあやぐ大会inやんばる

この大会、今年(2019年)で五回目となると言い、昨年開催された四回目の大会までは「なりやまあやぐ大会inやんばる」だったそうですが、大会名称が今年からは「宮古民謡大会inやんばる」と変更されました。

それに伴い、これまで大会名と同じく「なりやまあやぐ」の腕前を競う大会だったのが、以下の10曲の宮古民謡が、大会の課題曲となるようです。

「なりやまあやぐ」
「とーがにあやぐ」
「伊良部とーがに」
「多良間シュンカニ」
「家庭和合」
「池間の主」
「豊年の唄」
「豆の花」
「酒田川」
「米ぬあら」

宮古民謡ではお馴染みの唄が並びます。

なりやまあやぐ

余談となりますが、宮古民謡の代表曲である、なりやまあやぐと言えば、以前も紹介したことのある、宮古島のインギャーマリンガーデンで毎年秋に開催される「なりやまあやぐまつり」があります。

宮絃会の関西支部からも宮古島本島の「なりやまあやぐまつり」へは出場して見事予選を通過した者もおりまして、宮古民謡を演る者にとっては、ある意味、出場するもの見るのも憧れの大会となっています。

そんな、宮古民謡の代表する憧れの大会に「宮古民謡大会inやんばる」もなれば良いなと、宮古民謡を演る者としては思わずにはおれません。

実際に、沖縄本島に暮らす、宮絃会本部の先生からもそんな話を聞いたりするので、喜ばしい話なのは間違いありません。

宮古民謡

琉球民謡は「沖縄本島」「琉球古典」「八重山」「宮古」「奄美」と大きく別けられますがとりわけマイナーなのが宮古民謡と奄美民謡じゃないかと思います。

奄美民謡については今回はさておきますが、その宮古民謡の大会が沖縄本島で開催されれると言うのは宮古民謡が、じわじわと人気を博しているのでは無いかと嬉しく思ったりもするのです。

大会について

宮古民謡大会inやんばる
(クリックして拡大)

2019年の大五回大会は、9月28日に名護市営市場広場にて開催されます。

人数が多い際には予選が行われ、予選は1番だけ、本線は1番と○番、二節を歌って競い合うと言う段取りで行われます。

我々が毎年足繁く参加するコンクールと違って、参加費はたったの千円とかなりリーズナブルです。

ちなみに、第四回のなりやまあやぐ大会では、内地も含めて32名が出場して16名が本戦へと駒を進めたということです。

締切も一週間前までだとのこと、結構ゆるく宮古民謡を楽しめる大会かもしれません。

宮古民謡を中心とする活動をする宮絃会関西支部としても、来年は有志を募って参加してはどうだという話も出ているし、出場する者、今年の大会を見学してくるという者もいるので、いずれ詳しいレポートをご紹介出来るのではと思っております。

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