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2019-07-01

三線の発表会

三線の発表会

たっちゃんです。久しぶりの投稿です。

家庭の事情により、一度お稽古をお休みしているうちに、また新しい生徒さんが増えておりました。我が宮絃会関西支部、どんどん広がってきておりますね。

大阪に暮らしながらも、こんなに三線が好きな人が多いというのは、いまさらながら驚きです。

新しい生徒さんも、三線はきよむら三線店で作られたとのこと。三線の胴に張られた柄など比べてみたりして、貴方のほうが鱗の柄がキレイ! とか、ティーガの柄が同じだ! などと話をするのも、また楽しいことでした。

発表会に出場します

2019年 きよむら三線会 発表会「踊りぃー 遊ばなー ずみ!」

初の発表会に参加させていただくことになりました。きよむら三線会の十周年の発表会です。

三線を始めて3ヶ月、お稽古に参加したのは、まだ5回。

発表会に出るには、ちょっと早すぎるのでは?という気もしますが、コンクールに出場するためのエリートコース?ですから、精一杯がんばりたいと思います。

発表会は無料だとのこと、エイサーや舞踊など盛りだくさんです。お時間のある方は是非足を運んでください。

プログラムを見ると、およそ十くらいの清村三線会に所属する教室が参加される様子。ここはいっちょう、存在感をアピールしておかねばと稽古に励んでいる次第です。

>>> 2019年 きよむら三線会 発表会「踊りぃー 遊ばなー ずみ!」

発表会で私が歌う唄は、清村三線会、全員で合奏する幕開けの「新安里屋ゆんた」「なりやまあやぐ」、そしてプログラム十二番 宮絃会として「とーがにあやぐ」。

「とーがにあやぐ」は、宮古島民謡の中では上級者向けの唄だそうです。なにしろ、コンクールでは最高賞の課題曲だと言います。私にとっては、ハードルの高い唄なのは間違いありません。

とーがにあやぐの歌詞

とーがにあやぐ 歌詞

とーがにあやぐは、三線の方はゆっくりで、音の数も少ないので、割とすんなり覚えることが出来ましたが、歌の方が、かなり難解、確かに上級者向けの唄だと言われる理由です。

日本語なのは間違いありませんが、島の言葉って、大阪弁と共通するところがありません。

歌詞を眺めて文字を追いかけても、唄で聴くと、なんだか文字と発音が違うし、単語の切れ目もよくわかりません。へんてこなところで改行されているような風に聞こえるのです。

工工四を見て歌おうと思うと、書いてある漢字やカナに惑わされて、見本の音源と全然発音が違ってしまうのです。

言葉の意味をよく理解すべきでありましょうが、解説を読んでおおよその意味はわかっても、今ひとつ目と耳がつながらないです。

いっそのこと、自分の耳で唄の聞き取りをして、聞こえる通りに唄ってみようと思いたち、ひらがなで書き取りをしてみました。

ひらがなだけになると、さらに言葉の意味が判らなくなってしまいましたが、発音は、なぞることができます。とりあえず、今回の発表会は、なんとかこれで乗り切ろうと思います。

発表会は、グループでの出演なので、これでなんとか、他の人に合わせて歌えるであろう、という気がしてきました。

いざ、わからんようになったら、口パク、もしくはマイクをオフにするという裏技?も教えていただき、これで準備万端。言葉の味わいなんて表現できるようになるのは、まだまだ先の話になってしまいますが、まずは形から真似てみる作戦です。

先日観た映画「日日是好日」でも、お茶の先生の樹木希林が、「意味がわからなくてもそのうち手が勝手に動くようになるのよー。」と言ってましたし。

かのブルース・リー先生も、”Don’t think. Feel !”と言っておられましたし。

発表会用の着物を着て唄います

三線発表会 着物

発表会では着物を着るということで、これもまた新鮮な体験、紺地の着物を新調していただきました。宮絃会の男性メンバーは、全員この紺地の着物で歌います。

襦袢を着た上に着物を着て、角帯を巻きます。けっこう暑そう、、、沖縄って、暑い土地だと思うのですが、こんな着物を着る文化もあるのですね。

しかし、この着物を着て、三線を腰に構えると、我ながらけっこう、決まっております。(と思う。)

坊主頭が似合うのか、「見た目名人」とお褒めいただきました。

見かけと中身が釣り合うように、後一週間、稽古に励みます。

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