明石うたの日コンサートで沖縄を満喫
明石うたの日コンサート
毎年ゴールデンウィークに開催されるという沖縄島唄のライブイベント「明石うたの日コンサート」に、家族3人で参加してきました。
古典有り、沖縄ポップス有り、エイサーあり、とにかく沖縄たっぷりなイベントです。
場所は明石大蔵海岸。淡路島にかかる明石大橋の雄大な風景、波の音が聞こえる海辺です。天気も程よく、ゴールデンウイーク最後の日のイベントには、とても良い一日となりました。
清村斉withピンダ☆ピンザ
一番のお目当ては、我らが清村師匠が率いる「清村斉withピンダ☆ピンザ」です。
この数年は毎年、明石うたの日コンサートには出演しているそうです。
余談ですが、ピンダ☆ピンザって何だろうかと思っていたら、宮古島の方言で「ヤギ」のことだと説明されていました。CDもリリースしております!
うたの日はBEGINの提案
歌ったり踊ったりすることさえも制限された太平洋戦争の末期、それでも沖縄の人たちは、ひっそりと唄い踊り続けていたと言います。
沖縄戦が集結した日とされるのは1945年6月23日です。
毎年6月23日は「慰霊の日」として沖縄県が取り決めた記念日として、追悼式が行われます。
ご存知、石垣島出身の、三線音楽を日本中に広めた立役者であるBEGINは、「うたに感謝しよう!」と、この慰霊の日の翌日を「うたが開放された日」として「うたの日」と名付けました。
うたの日コンサートは、沖縄の地で、2001年からずっと続けられている一大イベントとして毎年開催されています。
どういう経緯で明石でのうたの日コンサートが開かられる様になったのかまでは聞きませんでしたが、2019年の今年は11回目となるうたの日コンサートとなっています。
明石だけではなく、日本各地、東京や宮城、今後は四国などでもうたの日コンサートは広がりを見せているとの話を聞きました。
民謡は踊りもセット
小学生の娘は、いつも父の練習を自宅で聞いているからか「三線と唄なんて聞きたくない!」と渋っていましたが、演奏が始まるやいなやノリノリに。しまいには一番最前列まで乗り込んでいって、見よう見まねでカチャーシを踊っておりました。
私も、笛や太鼓もあるフルオーケストラの「なりやまあやぐ」や「豊年の歌」を生で聞くのは初めてで、おおー、教室の課題曲って、実はこんなかんじになるのかーと、感動した次第です。
最前列の人々が、立ち上がって踊りだすのに便乗して、娘と一緒に踊っておりましたが、民謡って、唄と三線だけでなく、踊りもセットだと始めて知りました。
「私も踊りたいから、三線、誰か代わって~!」とステージ上から呼びかけていた清村先生が、印象的でありました。
小さな教室で、工工四を眺めながら三線を弾いているのと、波の音を聞きながら、歌いながら踊りながら呑みながら楽しんでいるのでは、まるきり雰囲気が変わって来るもんだと感動です。
こういった沖縄民謡の楽しみ方には、早いうちに触れていたほうが、絶対いいなと思った次第です。今後も、こういう機会には、できる限り積極的に参加して、唄い、踊り、酔っ払いたいと思います。
コメントを残す