清村斉の宮古民謡の宴
きよむら三線会堺教室の稽古場の古民家で開催された、我らが師匠である、清村斉の宮古民謡の宴(2025年8月30日開催)、終宴しました。
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宮古民謡の宴
春頃から計画したこの小さな演奏会、宮古民謡の宴。「自分の知っている宮古民謡を出し切る」との言葉どおり、トーガにあやぐから始まり、二部の最後は声合メドレーまで、どっぷりなド民謡を満喫、
「いやー、こんなに民謡歌ったのはもしかすると大阪出てきてから初めてさー、」と師匠は言わはりましたとさ。
時折、唄の解説を交えながら、普段あまり聞くことの無い節組は本当に聴き応えがあり宮古民謡と宮古の泡盛に酔いしれた宴となりました。
お客様の感想
教室のメンバーに連れられてやってきた、生三線が初めてだと言う方は
「言葉も何も判らないけど、何時までも聴いていられる」
普段は琉球古典音楽が専門で宮古民謡が初めてと言う方は、
「三線も唄も素朴な感じがとても素敵、宮古民謡も良いね!」
民謡好きで沖縄まで足を運ぶ初清村の方は
「こんなに近くで、聞けるの最高、清村さんファンになりました。懇親会まで楽しめる、まさに宴!」
との感想をいただきました。
何よりも、門下の生徒さん達でさえ、清村の唄をこうして、息使いまで聞こえる距離でじっくりと聞くのは初めてと言う声は少なくなかったし、おそらく、あの唄が聴きたい、はすべて網羅された演目だったと思います。
終わってからの懇親会もちろん大盛りあがり。再び三線を手にした師匠の演奏会、参加者皆々の演奏も始まり、手拍子に踊りな唄遊びで遅くまで盛り上がりました。
そうそう出来る宴では無いけれど、また演りたいねと清村師匠。
もちろん、師匠の演奏会はまたとは思っているけれど、他の宮古な唄者も聴きたいし、ここで沖縄本島の民謡や古典の演奏会も見たいなと個人的には思ってます。
ちょっと年内はスケジュール的におさらい会や舞台の予定があるので色々厳しいですが、来年、年明け早々にはまた開催したいと鋭意相談中です、お楽しみに。
清村斉プロフィール
沖縄での三線店店長と言う職を辞して、2019年6月1日、大阪の地で 三線工房きよむら を立ち上げ、三線の販売修理をスタート。
三線工房きよむら
その人柄と丁寧な仕事はあっという間に評判となり、工房での沢山の仕事を抱える傍ら、民謡酒場から舞台まで、精力的なライブ活動に加え、大阪府下一円での唄三線の指導と、多忙な日々を送る。琉球古典音楽野村流保存会教師 宮古民謡教師
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