2020年の三線ライフの振り返り
たっちゃんです。
今年も残り僅かとなりましたが、2020年は世界中の人々にとって忘れることの出来ない、記憶に残る一年だったのでは無いでしょうか。
私自身、仕事もプライベートも、何もかもコロナウイルスに振り回されてしまったなと、こうして振り返ると改めて大変な一年だったなと思います。今しばらくは、まだまだ大変でしょうが、今年は、三線音楽には色々と助けても貰いました、引き続きという気持ちで一杯です。
第32回民謡コンクールの新人賞の賞状とメダルを頂きました
私のコンクール挑戦初年度は、受験日が自粛期間と重なってしまい、ビデオ審査となってしまいました。飛行機の切符も宿も既に予約していた上での中止は、がっくり来ましたね。
その後に開催される予定であった、民謡の祭典も中止、例年、民謡の祭典の前日に、コンクール受賞者の表彰式が行われるそうですが、今年の表彰式は少しコロナの落ち着いた、秋になってから行われ、宮絃会関西支部の長である毛利先生が、受賞者を代表して参加して下さいました。
堺東教室では、沖縄まで行けなかった我々受験者の為に、清村先生の代読で授賞式をしていただき、今年一番のニュースだったと思います。
幾つになっても、表彰状やメダルと言うのは素直に嬉しいものです。
小学生になる私の娘は、あれこれ習い事でいただいたメダルで、お部屋の壁がメダルだらけ、といつも自慢されますが、メダルなどに縁のない私は、もはや諦めておりましたが、これで堂々と張り合えるかもしれません。
来年の優秀賞、その次は最高賞と、メダルを順番に壁からぶら下げることが出来る様に、再度の自粛が始まりましたが、これもまた、稽古する時間が増えたと前向きに考え、頑張りたいと思います。
希望すれば、オンラインでの稽古もつけていただけるとのこと、早後数ヶ月という話になりますが、後数ヶ月の期間、しっかりと学びたいと思います。
民謡コンクールの優秀賞の課題曲
次年度の私のコンクール、優秀賞の課題曲は「池間の主」「なりやまあやぐ」「大世栄」の中から一曲となります。
「池間の主」と「大世栄」は二揚げのチンダミです。
池間の主を猛稽古
「なりやまあやぐ」は、毎回教室の稽古の際にも、まずはなりやまあやぐ、と言うぐらい何時もこの唄からはじまりますが、来年に向けて初めて取り組むのが「池間の主」です。
三線と歌詞はなんとか覚えましたが、歌がなかなか難しいです。
音域が上下に広く、歌い出しのタイミングも合わせづらく、私には宮古言葉の発音と言うハードルもあります。
宮古民謡らしい、とても美しい旋律でありまして、じっくり聴かせることの出来る唄だと思います。(上手に歌えればでしょうが)
歌詞の内容は、裕福な池間の主(中央から派遣されたお役人)を褒め称えるところから始まりますが、現地の妻となったミガカマを、島の女性たちが、嫉妬する、というくだりがあります。
それに対し、ミガカマは、池間の主を愛しているのです、と反論して意志を貫くというドラマチックな内容ですが、私の工工四に載っている歌詞は、やっかんでけなしているところで終わっておりまして、これはいかんなあ、感動のラストシーンまで歌わねばと思っています。
コンクールで歌うのは、2番まで、池間の主を褒め称えている部分だけですが、普段の稽古の際には、最後まできっちりと歌いたいと思います。
来年度もよろしくお願いいたします!
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