第31回 琉球民謡保存会コンクールのレポート
第31回 琉球民謡保存会コンクール
今年も琉球民謡保存会のコンクールが2019年の5月12日に、沖縄本島中部のうるま市にある、上平良川公民館ホールにて開催されました。
令和になってはじめてのコンクールとなります。
それぞれの課題曲
我らが宮弦会では、内地からは関西支部4名、広島支部4名、東京支部1名の計9名が、それぞれ新人賞、優秀賞、最高賞を受験のために受験者は三々五々に沖縄入りしてきます。
受験日前日の土曜日は、宮弦会の福嶺勝公会長の元でたっぷりと稽古を付けていただき、日曜日の本番に備えます。毎年繰り返されるコンクール前日の緊張の一日です。
最高賞 K (多良間ションカニ)
H (多良間ションカニ)
T (豆が花)
優秀賞 O (池間ぬ主)
T (なりやまあやぐ)
T (なりやまあやぐ)
S (なりやまあやぐ)
T (なりやまあやぐ)
新人賞 Y (豊年の歌)
私自身のコンクールは、昨年で一応の卒業となりましたが、今年も金曜日から沖縄入りして、皆さんのサポートに専念です。
やっぱり沖縄
本番前とは言うものの、やっぱり沖縄までやってきた楽しみの一つはこれなのは間違いありません。緊張した空気はそのままですが、夜は民謡酒場で軽く盛り上がりつつ、当日を迎えることになります。
コンクール本番と結果発表
昨年までは私も受験していたなと感慨深く眺めつつ、皆さんの日頃の稽古の成果を遺憾なく発揮して欲しいと、陰ながら応援するのが今回の私の役目です。
などと言いながら、見ている私も緊張するものです。
結果はその日の間に発表があります。
日頃の稽古での力を存分に発揮して、内地組も全員合格いただきました。
何時も一緒に稽古を続ける、関西支部の長谷川さんは、見事、民謡大賞をいただきました、おめでとうございます!
コンクールについては賛否両論、色んな意見を耳にしますが、当教室では参加は各自の自由です。三線音楽を楽しむ、一つの手段だと思います。
今回、コンクールを受験した皆さんは、確実にレベルアップしたのでは無いでしょうか?
今日からまた来年に向けて更に技術を磨き、来年もまた皆で、コンクールを楽しみに必ず沖縄へ来たいとおもいます。
おまけ
今年(2019年)の6月に、老効果に伴う建て替えが行われると言う、牧志公設市場に足を運んできました。沖縄に通い始めたずっと昔から足繁く通った場所の一つ、沖縄らしい、味わいのある市場だったなと思います。
こちらも牧志、島唄ライブちょんちょん。比嘉健太と早田恵美のライブ、やっぱり沖縄は実力者揃いです。
搭乗時間までの沖縄そばで名残を惜しみます。次回は民謡の祭典にて来沖予定、それまで沖縄とはお別れです。
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