2019年稽古納めと三線の練習方法
たっちゃんです。
本当に、一年があっという間です。令和元年のお稽古も終了いたしました。
師走はやはり皆様お忙しいのか、参加者はやや少なめ、古株常連の顔ぶれが少なかったです。
比較的新しい方が数名と、同門の守口教室のベテランの方がおひとりと、体験の方がおひとり。かくいう私も会議があって、お稽古の途中で早引けさせていただきました。
お楽しみの恒例のお稽古後の唄遊び宴会も、今回はなし。まあ、忘年会はもうやりましたからねえ。
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お稽古と自主練習に思う
参加者が少なかったこともあり、前半の個人指導は、今回は少し長めに見ていただけました。いつもより、しっかりお稽古できたなあという感じで私には有り難い話です。
個人指導のあとは、みなさんと合奏、三線を習い始めてはや半年、唄も三線もすっかり覚えたのが2曲。唄は覚えきっていないけど、工工四を見なくても三線は弾けるという曲なら4曲ほどになりました。
コンクール課題曲の「豊年の歌」も、コンクールで演る2番までなら覚えられました。もう準備バッチリですね。
半年でここまでできたら、たいしたものとお褒めいただけましたが、やはり自宅での自主練習が功を奏していると思います。
リビングには、いつも消音ウマをセットした三線をポーンと放り出してありますので、気が向いたらサッと練習できます。妻子が韓流ドラマなど見ていると「うるさーい」と怒られてしまいますが、、、
それと、クルマを運転しながらCDを聴くというのも、とても良い稽古になりますね。
歌詞を覚えていなくても、CDに合わせて、「よー」とか「さー」とか「いやさっさ」とか声を出していると、リズム感と音感は養われていくと思います。
堺東教室には、琉球民謡CDコレクションが数多くありまして、生徒は貸し出ししてもらえます。
私は、教室に行くたび、CDを入れ替えたりして楽しんでおります。歌い手が変わると、同じ唄でも感じがちょっと変わりますので、面白いです。
人前で歌おう
なにより上達への早道は、人前で歌うことではないでしょうか。
これは、唄三線に限らず、以前から習っているフラメンコでも、武術でもそうだと感じておりました。
私は老人ホームのボランティア演奏のために練習して、だいぶん上達したかなあとおもいますし、また、本番のあとでは、ずいぶん反省点に気づきました。
「走るな」とは普段のお稽古でも言われてましたけど、本番で走ると、聴衆のお年寄りの手拍子がついてこれず、場が白けて、焦りまくります。
教室ならお愛嬌ですが、本番では怖いですねー。この緊張感がいいのだと思います。
教室や協会でスケジュールが組まれている、年に数度の出番を待っていてはなかなか人前で演奏することもありませんから、自分で機会を見つけてどんどん唄うのが良いかと思います。
職場の忘年会の余興で唄うもよし、お正月に実家で親戚連中に披露するもよし。
もうちょっと上手になってから…とためらわず、どんどん唄ってどんどん失敗して、図太くなってまいりましょう。
新年の唄
さて、来年、2020年の稽古始めは1月4日になります。1月5日には、清村三線会全体の初弾き会もあります。
新年を祝うという「とーがにあやぐ」「正月のあやぐ」「鷲の鳥節」は、冬休みのうちに、練習をしておこうと思います。
それでは皆様、良いお年を。来年はいよいよ、コンクールもあります!!!
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