民謡保存会のコンクール 二ヶ月前
たっちゃんです。
世間では、コロナウイルスの影響で、出かけるのはけしからんみたいな風潮が広がって、ライブイベントはもちろん、あらゆる集まりが中止になり、世の中は大変なことです。
沢山の方が出入りする堺東教室では、平時から、加湿器に次亜塩素酸水を入れて、室内を消臭除菌しております。クリーンな空間のはずですので、安心してお越しください。
私も次亜塩素酸水を購入して、お出かけの際にはスプレーを持ち歩き、自宅も、車も、かばんも、三線も除菌しております。
豊年の歌の特別稽古
今回のお稽古は、清村斉先生が来てくれまして、5月のコンクール出場予定者に、お稽古をつけてくれました。
ひとりひとり、清村先生の真正面に座り、本番さながら、ちんだみの部分から演奏し、各自がアドバイスを受けました。
ちなみに、私の課題曲は、宮古民謡の定番「豊年の唄」です。
なんだか緊張してしまいましたが、本番では、一人の演奏者に審査員の先生方が十数人ということで、想像するだけで足が震えそうです。
私が指摘されたのは、
・爪の角度が悪い
・三線のリズムが狂いがち(どんどん早くなる)
・工工四に書いていない音が混じっている
・声が広がらない
・不必要なビブラートがある
ということでした。
そして、さらに頂いたアドバイスは、
・ちんだみ はひとつあげて4で
・うつむかず、遠くの人に届くように口の中を広げる感じで唄う
・工工四をもういちど見直して、爪を寝かさず一音ずつ丁寧に
メトロノームもいいけれど子供に手拍子を打ってもらうのも良い、ということでした。
そのあたりに気をつけて、再度唄ってみると、自分でも、とても良くなったような気がするのですから、不思議なものです。
コンクールまでは後2ヶ月、当会からは十名ほどが受験する様子、私もきっちり仕上げて、新人賞を受験させていただきたく思います。
聞かせようと思って唄うこと
また今回は、奄美島唄の唄者もお二人遊びに来られ、お稽古の後の宴会では、奄美の唄もたくさん聞かせていただきました。
そのお二人からも、いろいろアドバイスを頂けました。
早く終わらせたいという気持ちがあると、唄がどんどん速くなってしまう。聞かせようと思って唄えば、ゆっくり唄える。
桟橋の端っこにいる人まで声を届ける気持ちで唄えば、声がよく通るようになる。(奄美大島の男性の裏声は、そうやって生まれたと言う説もあるそうです。)
実に色々と学ぶことの多かった一日でした。
月夜の唄三線
夜も更けて、宴会の途中、近くのコンビニまで買い出しに出たのですが、帰ってくる途中で清村先生の唄が聞こえてきました。
さすが、清村先生、声が遠くまでよく通ります。
満月の夜、どこからともなくこもれ出てくる唄三線、実に良いものですね。
清村先生のような、心に響く唄を唄えるようになりたいと思います。
メトロノームで三線の稽古
さて自宅でも、練習しようと思って、コロナの影響により休校中、ゴロゴロとマンガを読んでいる小学生の娘に、手拍子を頼んでみました。
「いいよー」と言って、手を叩き始めてくれましたが、1分もしないうちに、「これをどうぞ」と、メトロノームをもってきやがりました。
付き合ってらんない、というこの態度、父は大変遺憾です、、、
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