嶋本慶の宮古民謡の世界は盛況のうちに終了しました ❗️
きよむら三線会堺教室で行われた、愛媛県より来阪の嶋本慶の演奏会(2024年8月18日開催)【嶋本慶の宮古民謡の世界】のレポートです。
宮古民謡(第一部)
16時スタート、第一部は、宮古民謡の幕開けの定番、とーがにあやぐ からスタートしました。
下地勇さんの 波ゆらの里 以外は、どれも宮古民謡のド定番、我々が学び、慣れ親しんでいる清村の宮古民謡とは少し違う(流派の違いです)、嶋本の味のある宮古民謡を満喫させて貰いました。
とーがにあやぐ
池間の主
多良間シュンカニ
伊良部トーガニ
波ゆらの里
本島と八重山の唄(第二部)
休憩を挟んで二部スタート。
沖縄本島の民謡から八重山の唄まで、嶋本がお気に入りだという歌三線の名曲の数々が流れます。実直で素朴な嶋本のトークと相まって、会場は完全に嶋本の世界です。
16時スタートで、気がつけばあっという間の18時に。ここで第二部も終了、希望者は懇親会までどうぞ、と言うことで一旦お開きとなりました。
恋語れ
谷茶囃子
アッチャメ小
久高〜仲順
ナークニー 〜 ハンタ原
あやはびる
東方節
与那国しょんかね
トゥバラーマ
懇親会でも唄は続く
懇親会ではオリオンビールに泡盛を片手に三線談義。話は多岐にわたりましたが、やっぱり宮古民謡の話は特に面白かったと言うか勉強にもなりました。同じ唄でも好まれる歌詞が違う、メロディーが違う、その唄はうちの流派ではやらない、等など。
基本、懇親会まで残ったのは、三線弾きの集まりでしたから、もちろん演奏も始まります。
終電間際まで大いに盛り上がり、嶋本慶の宮古民謡の世界vol.2 の開催も約束し、堺教室初めての試みの演奏会は終了です。
狭い会場での開催となりましたが、足を運んでいただいた皆様には、関西では滅多にお目にかかれない、歌三線どっぷりの時間をお過ごしいただけたのは間違い無いでしょう。
ある意味、こうい言う拘りの強い三線演奏には、息づかいまで感じることの出来る、これぐらいの会場が楽しめるのでは無いかとも思いました。
古典の演奏会もしたいし、八重山民謡や奄美民謡の唄者にも声をかけてます、琉球笛や琉球箏を間近で見たいと言う声も頂いてます。
今後ともこういう、ある意味マニアックな演奏会がこの場所で開催出来ればと思います。
嶋本慶 プロフィール
四国 愛媛県で活躍中の 嶋本慶。沖縄宮古民謡協会「天久勝義(あめく かつよし)」先生に従事、愛媛県内にて三線教室を運営しながら、積極的に県内外で演奏活動を続け、我々堺教室とはイベントでご一緒したり、宮古民謡繋がりで交流がスタートしました。
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